スマホ首・ストレートネック改善への道
(カイロプラクティック施術)
※首肩こりや頭痛などの症状が強い場合は、以下の原因を理解した上でカイロプラクティック施術を受けられることをおすすめいたします。
前章(寝姿勢の改善)でお伝えした通り、以下の4つのフェーズが『ストレートネックの根本改善への道』に繋がります。
KIZUカイロプラクティックでは、以下の順番でストレートネックの根本改善への道を目指しております。
1つ目は、体幹の軸を揃える事です。これはカイロプラクティック施術で行っていることです。
ストレートネックは、首の骨の並びが崩れているので、この状態を改善するには、身体全体の軸を整えていく必要があります。
患部に関しては、主に頚椎の並びを修正することとその周辺の筋群のリリースを行います。
2つ目は、間違った使い方(姿勢)で固まった筋肉の緩和をしてあげる事です。ここでは、間違った使い方による固まってしまった筋群を緩和させます。
下記、上部交差症候群にある固まった筋群を緩めて伸びやすくします。
3つ目は、頚部の深部筋の強化をする事です。間違った身体の使い方では、下記上部交差症候群のところにある弱化している筋肉(使っていない筋群)があります。
これにフォーカスして強化します。このフェーズでは、カイロプラクティック施術後のコアトレーニングとして行います。
4つ目は、前章で取り上げた寝姿勢のリセットをする事が大切です。
寝ている時間は長いので、この時間を日常姿勢のリセットに使えることが根本改善への道に欠かせないフェーズと言えます。
スマホ首・ストレートネックの施術を受けられるカイロプラクティック
ストレートネックとは、簡単に言えば、首がストレートに「まっすぐ」または「逆カーブ」になってしまった”状態”の事をいいます。
近年のパソコン・スマホの世界的な普及から発症数が多くなっています。
1.なぜストレートネックになるのか?
頭の重さは、5〜6キロと言われています。
この重い頭が身体の軸上(中心)にあれば、頚椎への負担はほとんどありませんが、例えば真下を向いてスマホ操作などをしている状態では、頚椎は正常なカーブを保つことが難しくなります。(ストレートネック状態になる)その時になんと27キロ、正しい姿勢の時の5倍近くの負担が頚椎にかかっています。
スマホやパソコンで頭の位置が身体の軸上から前に移動している状態では、頚椎はストレートネック状態にもなりやすく、かつ筋肉の負担も増大しているのです。
2.なぜストレートネックになるのか?
上記のスマホやパソコンで頭の位置が身体の軸上から前に移動している状態の実際に起こっている身体での変化ですが、この上位交差症候群と言われている筋肉の使い方になっています。この状態では、頚椎はストレートネックにもなりやすく、かつ様々な症状の原因にもなっているのです。
弱化している筋群:首の前部にある深部筋群、下部僧帽筋、広背筋など
緊張している筋群:上部僧帽筋、肩甲挙筋、大胸筋など
この弱化している筋群と緊張している筋群が交差していることから、上部交差症候群と呼ばれています。多くのストレートネックの方は、この筋肉バランスで構成されています。言い換えれば、このバランスを解消すれば、辛いストレートネック症状が改善する可能性が高いのです。
3.なぜストレートネックになるのか?
座り方にも原因が…
どんな座り方がストレートネックの原因になっているのでしょうか?
下の写真は、ねこ背姿勢で座っている人と正しい姿勢で座っている 人を比較したものです。どうでしょうか?
注目していただきたいのは、二種類の姿勢で耳と肩の位置関係がどうか?ということです。
正しい姿勢の方は、耳と肩のラインがまっすぐです。
人間の頭部は、五〜八キロはあるといわれています。
それが首や肩に過剰な負荷をかけるのでとても危険といわれています。
*ストレートネックの予防法としては、この座り姿勢の改善がとても重要です!